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管理図

管理図

 QC7つ道具の最後は管理図です。

この管理図とは「工程が安定状態にあるかを調べる」ために使うグラフですが、傾向管理の基本としても用いられる事が多くあります。

管理図は製造業の数値データを元に作られることが多いと思いますが、UCLとLCLという管理限界値の中を、測定値がどう変化をしていくかをグラフにプロットしながら、その傾向を見ていきます。

この管理図の見方は一種独特で、管理限界内に測定値が入っていればOKと判断するのではなく、同じ方向にデータが連続して打点される場合は要注意とか、グラフの上半分とか下半分にデータが偏っている場合は、注意が必要とかの判断をします。

製品を作る場合においては、「規格に入っていれば良品」という判断をして終わりの場合が多いですが、管理図の場合は「規格に入っていても、傾向に異常が見えた段階で修正をする」ために活用されます。

つまり不良品を見つかってからではなく、それが発生する前に傾向を掴んで、不良を出さないようにするツールだとも言えます。

QC手法の場合は問題解決のツールとして使われる場合が多いのですが、この管理図は使い方によっては現場を管理するツールとしても力を発揮するので、是非活用をしていただきたいと思います。

問題が発生しなければ、それを解決する必要もなくなるので、これが最も良い現場の姿だともいえます。

ただし、傾向管理をしていく中で、頻繁に、あるいは周期的に傾向が乱れる場合は、その原因を追究して改善する必要があります。

QCのツールは先手管理にも使えますね。